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忙しい現代社会では、朝は簡単な食事で済ませるか、あるいは抜いてしまい、夕食にゆっくりと豪勢な食事を摂る事が習慣になっていますが、この習慣は全く利に適っていません。
食事は、これから長い時間活動をする朝ほど沢山摂り、活動をしなくなる夜ほど摂取量を落とします。
自転車で、スタート前に全く食べず、ゴールまで後20kmの地点になってから豪勢な食事を始める人はまずいない事でしょう。
また、人の体は朝〜昼の摂取エネルギーは有効活用され消費されるのに対し、夕方以降はエネルギーを脂肪に蓄えてようとします。
その為、必要な時に必要な分のエネルギーを送り、逆に不要になった時にはエネルギー供給を断ちます。
1日1500kcal(( )は1300kcal)とした場合、
朝食 600kcal(500kcal)
昼食 500kcal(500kcal)
夕食 400kcal(300kcal)
とするのがバランスが良いです。
熱心に減量する場合は、
朝600kcal、昼600kcalとし、夜を300kcalに落とすのも一つです。中には昼食以降は野菜ジュース以外口にしないという人もいます。
なお、朝食が食べられない、という人は、前日の夜に食べ、それが残ってしまっている為に朝食の食欲が無いか、単純に朝食をゆとりをもって迎えていない場合が多いです。
ただし、いかに夜は摂取エネルギーを抑えると言っても、その夜に時間を作って トレーニングを行なっている場合は、運動に必要な分のエネルギー摂取が必要です。
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