始めよう減量生活

分食を取り入れる
食事を、朝、昼、夜の3回摂取するのが一般的習慣ですが、この3回の食事を、それぞれ2回に分割し、一回の食事を2時間程度空ける事で、減量し易い体質になります。

これは、一度に大量のエネルギーを摂取しても、それを使い切らない場合、余ったエネルギーが脂肪に回ってしまう事を防ぐ効果があります。
一食辺りを少ないエネルギーにして使いきれる分だけ摂取し、その分摂取する回数を増やす事で、血糖値を安定させる事ができます。
このようなこまめな食事は、自転車競技中の補給でも頻繁に用いられる効果的な食事の仕方です。
実際の所、今の摂取エネルギーで体重が安定している場合、この食事法を取り入れるだけで、特に食事制限や運動をしなくとも勝手に痩せていきます。

例えば、朝600kcal、昼500kcal、夜400kcalの計1500kcalとした場合、

朝食1 300kcal 7:00AM
朝食2 300kcal 9:00AM
昼食1 300kcal 12:00PM
昼食2 200kcal 14:00PM
夕食1 200kcal 18:00PM
夕食2 200kcal 20:00PM
合計 1500kcal

などとすると良いでしょう。分割食は食事の回数も増えるため、それほど食事制限している印象が無く、あまりストレスを感じにくいのが特徴です。

間違っても、通常の1食分のエネルギーを6回に増やすのではありません。

分割食のスケジュール例
朝食1、朝食を300kcal摂取する。
朝食2、会社や学校についてから、もう300ckal分摂取する。
昼食1、通常の昼食の時間に300kcal摂取する。
昼食2、2時または3時のお八つ感覚で200kcal摂取する。
夕食1、晩ご飯を少し早めに少量摂る。
夕食2、お風呂に入ってから、残りを少量摂る。

◆分食の注意点
自転車走行中の補給摂取と同じですが、食事回数が増えるため、歯科的な視点から言うと、咥内が酸性に傾き易く、虫歯になりやすくなります。ブラッシングに注意しましょう。

 食事の時間を長くする

(C)Wnd Bells Bicycle Club, Nanairoenpitsu.2010