始めよう減量生活

吸収の緩やかな食事
食事時間を長引かせる事は、エネルギーを緩やかに摂取する為の方法ですが、
摂取したエネルギーそのものが緩やかに吸収される食事も減量に大変有効です。

野菜など食物繊維が多く、消化が鈍い食べ物を先に食べ、その後で肉やごはんを摂取する事で、エネルギーの吸収を緩やかにさせ(場合によっては摂取を阻害)る事が出来ます。

逆に言うと、あっという間に吸収される食品だけの食事は、太り易い食事となります。

吸収が緩やかな食品は、低GI(グリセミック)食品として知られます。
例えば精米より玄米、単糖(コカコーラ)より多糖(水あめなど)のエネルギーは摂取が緩やかです。傾向として、とことん分解、裁断したもの(上白糖・小麦粉、きな粉)は吸収が早く、原料のままだったり、ミネラルなど様々な栄養素が混在している食品は分解に時間が掛かり、吸収が緩やかになります。

低GI食品:大方の果物や野菜、豆類など
高GI食品:精米、上白糖、小麦粉、とうもろこし、など

余談ですが、ハンガーノックを起こしている時などは、意図的に吸収の早い高GI食品を摂取すると速やかに症状が回復します。究極は点滴です。
また、筋力トレーニングの効果を上げる時は、意図的に吸収の良いたんぱく質を先に摂取するのが有効です。

 三大栄養素のバランス

(C)Wnd Bells Bicycle Club, Nanairoenpitsu.2010