交通費は必ずもらう

通学の場合、元々掛かっていた交通費が必要なくなるので、直ぐに経費削減の効果が生まれます。

これに対し、交通費を支給してもらえる立場である場合は、この交通費をもらう事で、削減どころか大幅な収益となります。

しかし通勤の場合、通常は交通費(主にバス・電車賃)が支給されますが、これを自転車に変えようとすると、途端に交通費の支給を低くされる例が見られます。
これは自転車が、「電車やバスで来るまでもない至近距離で使われている」と思われやすい事と、「自転車はタダで移動できる」という誤解から来るものです。

自転車には修繕費が必ず発生しますので、0円では走行出来ません。また、車やオートバイに習って、「ガソリン代」を支給される事がありますが、自転車は自動で楽に移動できる乗り物ではありません。

そもそも、より楽に移動できる「バス・電車」代は出してもらえるのですから、それより労力が掛かり、時間も掛かる移動手段を「あえて」選択しているので、最低限、バス・電車賃は出してもらうべきです。時間が無い時や疲れている時、天候が悪い時、荷物が多いときなどは、当然電車などを使う事になるでしょう。

困難な移動手段を使うと支給が低くされ、電車で楽に短時間で移動すると、たっぷり交通費がもらえるというのは筋が通りません。


 消耗品の費用を抑える

(C)Wnd Bells Bicycle Club, Nanairoenpitsu.2010